京都巡りでの楽しみのひとつは甘味処を訪れることである、という方も多いのでは？ 
今回お話するのは、『和栗専門 紗織』について。
京都らしく上品にアレンジされた、和栗の高級モンブランのお店です！ 

○紗織とは  

2019年の10月、京都木屋町通りにオープンした和栗専門店『紗織』。  
オープン当初から超高級なモンブランが話題になっていて、非常に高い人気を誇っているお店です。  
鴨川沿いに店を構え、味の美味しさはもちろん雰囲気も抜群。 
毎日長蛇の列ができるほど人気だとか……。 
今回は『紗織』に実際に行ってきたときの様子をお伝えしましょう！  

○平日の午後５時に行ってきました  

『紗織』は10時開店ですが、朝9時頃から整理券を配布しています。  
この整理券をゲットするにもかなり並ぶと聞きました。 
お店の周りには民家もあるので早朝にお店の前で決して騒がないように！ 
 
平日ということで、私はあえて閉店少し前の夕方５時頃に行ってみました。  
中途半端な時間だしすんなり入れるかなと思ったら、すでにそこには２組待っているお客さんが。  
  
店の前には受付の機械があり、整理券の番号は77。 
閉店は６時でしたが、どうやら私が最後のお客さんだったようで、この後受付はできない状態に……ふぅ～間に合ってよかったです。 
私の後にも３組ほどお客さんが来ましたが、諦めて帰るか、テイクアウトをされていました。  
 
時間がない時にはテイクアウトを利用してもいいかもしれませんね。 
テイクアウト限定メニューのソフトクリームもとってもおいしそうでした！ 
  
約30分待ってようやく店内へと入ることができました。  
店内はカウンター席とテーブル席が１つ。 
忙しい時間帯は使うのでしょうか、２階にもお席はあるようです。 
お客さんがいたので写真は撮れませんでしたが、鴨川に面していて眺めがとてもよかったです。  
 

カウンター席はどこかの料亭のように高級感が溢れていました。  
静かな雰囲気なので、ちょっと緊張してしまいます。  
しかしおしぼりの仕掛けに驚き、おもしろくて思わず騒いでしまいました！ 
あ、いえ、少しだけですよ！ 

こちらがメニュー。  
残念ながら１日40食限定の「紗」はすでに完売していたので、宮崎県えびの産和栗を使用した「絽」を注文しました。  
それにしても、1,800円って普通のモンブランを考えたらかなりお高いですよね…。 
つまりはそれだけの価値があるはず！ドキドキ……！ 

なんと、カウンターで栗を絞ってくれるようです。  
メレンゲの上に糸状に細くなった栗がゆっくりと垂らされていく様子は、芸術を見ているような気分になりました。  
 

そしてこちらが高級国産和栗を贅沢に使用した「絽」です！  
細さ1mmで錦糸を紡ぐ、という説明がき通り、見た目も非常にインパクトがあります。  
フォークとナイフ、スプーンまで添えられているところが、他のケーキにはない上品さを感じさせますよね。  
 

中にはさくさくのメレンゲとクリームが。  
ナイフで切るとさくっと音がするのがたまりません！  
  
選りすぐりの素材とこだわりの製法で仕上げる搾りたての逸品というだけあって、栗本来の風味とまろやかな味わい、そしてふわっと拡がる香りが楽しめました。 
まるで……そう、茶巾で絞った、栗きんとん！！ 
普通のケーキ屋さんで食べるケーキとは、味も見た目も全く違います！  
 
あとセットでドリンクもついています。 
私が頼んだのは和紅茶。奥三河の宮ザキ園「わ紅茶」です。 
他にも煎茶、ほうじ茶、そして珈琲。 
追加料金がかかりますが、お抹茶やワインなどのアルコールもありました。 
 
 
 
いかがです？京都巡りにぴったりの美味しい和栗のモンブラン、食べてみたくなったでしょう！ 
超人気店なだけあって入るのも一苦労ですが、一度行ってみる価値は十分にあります。 
ただし、くれぐれも時間には余裕を持って行くように気を付けてくださいね！ 
  
ちなみに、『紗織』を訪れたことを琴子さんに話したら、朝早く並んで期間限定の和栗のかき氷を食べに行ったようですよ。また詳しくお話と聞いてみましょう！こんこん！