タイムトリップで夜会へ!?
喫茶ソワレ
河原町駅からすぐ。レトロな喫茶店で宝石のようなゼリーポンチを!
タイムトリップで夜会へ!?
喫茶ソワレ
河原町駅からすぐ。レトロな喫茶店で宝石のようなゼリーポンチを!
皆様ごきげんよう、共にソワレへ参りましょう……なんて!冗談ですよ
京都・河原町駅からすぐの場所にある、喫茶ソワレをご存知でしょうか?
レトロな内装とおしゃれな雰囲気で、若い世代からも絶大な支持を得ているという純喫茶です。
このお店の名前になっている「ソワレ」とはフランス語で「夜会」・「素敵な夜」という意味。
昭和23年に開店してから現在まで、変わらぬ人気を博してきた喫茶ソワレでは、宝石のように美しい「あるメニュー」が大人気なんだそうです!
今回はこの喫茶ソワレに行ってみたのでご紹介しましょう!こんこん!
○レトロな外観
こちらが噂の喫茶ソワレ。看板のフォントもレトロでおしゃれですよね。
休日には長蛇の列ができることもあり、店の入り口には列整理用のポールが。
この日は平日だったので、すんなりと入店することができてよかったです!
そしてよく見ると、店内が青い……!?
これは一体何なのでしょう。
○店内はまるで別世界!
こちらが2階店内の天井。外から見えた青色は、店内の照明だったんですね!
こちらの青色照明は、創業者の友人である染色家・上村六郎氏が
「女性がきれいに見える灯りを」とのアドバイスしたことが理由だそう。
このためお見合いの場に使われていたこともあるんですって。
他にも店内にはたくさんの木彫刻はが飾られています。
葡萄や神話の神様……これらは創業者の友人である彫刻家・池野禎春氏が手掛けたものです。
素敵な雰囲気になんだかドキドキしてしまいますね!
○こちらが話題のゼリーポンチ!
昭和53年からメニューに取り入れられたというゼリーポンチ。
5色のゼリーはまるで宝石のよう!!
青色の照明の下でも、窓からの光に照らさせていても、うっとりと魅入ってしまう美しさがありますね……。
しかし、サイダーは「お早めにお召し上がりください」と。
こちらは1889年に発売され、100年以上変わらぬ製法で作られている優しい炭酸なんだそうです。
考案当初から変わらないゼリーのきらめきや、どこか懐かしい味わいを堪能できるゼリーポンチ。大人気な理由がわかります!
休日、遅い時間だと完売してしまうこともあるので、ゼリーを楽しみたいなら早めに入店することをおすすめしますよ。
そしてこちらがクリームソーダ。
オレンジ・バイオレット・レモン・スカイブルー・ストロベリー・メロンの6種類あり、見た目もとても色鮮やかです。(写真はオレンジ)
容器に描かれているイラストは、画伯・東郷青児(とうごうせいじ)氏の作品。
創業者が店のイメージに合うと気に入って絵を飾っていたところ、二科会作家 佐々木良三氏に連れられてご本人が来店され、以後喫茶ソワレのためだけに、何枚もの美人画を描いてくださったそう。
このイラストもレトロでおしゃれですよね。
東郷青児氏の絵はゼリーの容器だけでなく、コースターやタンブラー、コーヒーカップにも使用されています。
これらはお店で販売しているものもあるのでお土産にいかがですか?
○その他にもメニューがたくさん
喫茶ソワレにはゼリーだけでなく、トーストやケーキセットなど、小腹を満たせるようなメニューも。
ケーキは日替わりです。お店で聞いてみましょう!
どうですか?とっても素敵でしょう!
今時のおしゃれなカフェもいいけれど、昔から続く「純喫茶」も味があるもの。
喫茶ソワレでゼリーポンチをいただけば、古都においてもまた違う時代にタイムトリップしたような気分が味わえますよ!
琴子さんも訪れているようですね。
喫茶ソワレの物語は「夢と知りせば3-3 夢みるひとと『喫茶ソワレ』」で読むことができます!
こちらもぜひチェックしてくださいね。
店名 | 喫茶ソワレ |
住所 | 京都府京都市下京区 西木屋町通四条上る真町95 |
アクセス | 阪急 河原町駅木屋町北出入り口よりすぐ 京阪 祇園四条より徒歩5分 |
TEL | 075-221-0351 |
営業時間 | 13:00~19:30(L.O 1階18:00、2階18:45) |
定休日 | 月曜休(祝祭日の場合は翌日休) |
URL | http://www.soiree-kyoto.com/ |