こんの観光情報 No.5
お寺内部の写真を撮りたい!
撮影OKな寺院をご紹介!
「室内は撮影禁止です」
「撮影は、室内からは庭園方向に限定しています」
カメラを持ってお寺に入ろうとしたら、こんなお声をかけられたことはありませんか?
撮影に関しては、お寺それぞれが定めるルール。当然、従わなければなりません。
写真に残すのではなく、心にその風景を残すことも、貴重な旅の思い出となりますよね。
ですがその一方で、「どこか自由に撮影できるお寺はないかなぁ〜」と思う人も多いと思います。
カメラがすきな琴子さんにとっても、もちろん写真撮影ができるお寺があるのはありがたいこと。
今回は、写真撮影に寛容なお寺を3つご紹介したいと思います!
1. 興聖寺(宇治市)
まずは第7話の舞台にもなっている、宇治の興聖寺!
「夢と知りせば」の読者の方々には、おなじみのお寺ですよね?
間崎教授も説明していましたが、興聖寺は、曹洞宗初開道場とも呼ばれるとても格式高い寺院です。
禅宗の寺院らしい質実剛健とした内部は雰囲気がとてもよく、血天井や鶯張りの廊下など、見どころがたくさん!
特に、神々しい聖観音菩薩立像(手習観音)を間近で撮影できるのは、ものすごーく貴重なのですよ!
興聖寺といえば、「もみじのトンネル」として有名な琴坂が大人気ですが、興聖寺の堂内には琴坂に負けないくらいすばらしい光景が待っています。
ぜひとも拝観してみてくださいね!
2. 建仁寺(京都市東山区)
双龍図で有名な建仁寺は、花見小路通りを南に下ったつきあたりにあるお寺です。
受付のところに「写真撮影OKです」の文字があり、カメラマンにとってありがたい場所でもあります。
かの有名な俵屋宗達の「風神雷神図」や「双龍図」があります。庭園もとても美しく、またとても広いので、ゆったりと撮影をすることができます。
3. 龍源院(京都市北区)
大徳寺の塔頭である龍源院(りょうげんいん)。大徳寺には多くの塔頭がありますが、公開されている寺院は数えるほどしかありません。
なので、大徳寺全体が撮影だけでなく、拝観も難しいようなイメージがあります……。
そんな中で、この龍源院は撮影にとても寛容なのです!
さすがに三脚・一脚は使用できないものの、「撮影は自由にしていただけます」という大変ありがたいお言葉をいただけますので、ぜひともカメラを持って行ってみましょう!
以上、写真撮影がOKなお寺を3つご紹介しました。
言うまでもないことですが、お寺や他の拝観者の迷惑にならないように、マナーを守って撮影してくださいね。
こんこん!