伏見稲荷の大鳥居。

こんの観光情報 No.1

ここに行けばこん様に会える?
伏見稲荷大社のきつね像

2018.2.5

なんだか寒い日が続きますねぇ〜はっ、はっくしゅん!

……失礼いたしました、こんです。
 
伏見稲荷大社にはたくさんのきつねの石像があるのをご存知ですか?
この石像、正式にはきつねではなく稲荷大神様の眷属(けんぞく)、白狐なんです。
私もその白狐の一匹として、稲荷大神様につかえている、とってもえらーい白狐なんですよ!
 
伏見稲荷大社には私の兄たちがたくさんいるのですが、みんなよく見ると顔が違うんです。
今回は、そんな私の兄たちを紹介しますね!
 

伏見稲荷の狐の石像。

これは楼門の前にいる兄ですね!
やはり伏見稲荷の顔!精悍な容姿がかっこいいですね!

 
伏見稲荷の狐の石像。

こちらはその対になっている兄。
私も早く大きな体になりたいです。

  
伏見稲荷の狐の石像。

こちらの兄は穏やかな表情をしています。
遠目から見るとみな同じに見える石像でも、よくよく見ると意外と表情が違うんですよ!

 
伏見稲荷の狐の石像。

きりっ!
やはり稲荷大神様の眷属として、凛としていなければね!



そして最後に……!
 

伏見稲荷の狐の石像。

 
こちら! 
この一番小さい石像が私になります!
場所は千本鳥居を抜けたところにある奥社奉拝所。
こちらはおもかる石などがあるひらけた場所なのですが、そこにある手水舎の近くにある鳥居の前にいるのが私、こんになります。
どうです、かっこいいでしょう?
 
ちなみに私が口にくわえているものは巻物。
他の兄たちは稲穂、鍵、玉を口にくわえていたりします。
 

巻物

伏見稲荷の狐の石像。

巻物は「知恵」の象徴。博識である私にぴったりでしょう?
 

稲穂

伏見稲荷の狐の石像。

稲穂は「五穀豊穣」を表しています。
 

鍵と玉

伏見稲荷の狐の石像。
 
伏見稲荷の狐の石像。
稲荷大社には「玉鍵信仰」と呼ばれるものがあります。

玉は稲荷大神様の霊徳の象徴。
そして鍵は、そのみたま(玉=霊徳)を、身につけようとする願望の象徴とされているのです。

 
聞くところによると、人間は花火大会で
「た〜まや〜!」
「か〜ぎや〜!」
と叫ぶそうですね?
このかけ声は「玉屋」「鍵屋」という花火師の屋号。
この屋号が、実は白狐の石像がくわえているものに由来する……という説も。
 



どうです?
こうして見ると、伏見稲荷大社の石像もなかなかおもしろいでしょう?
伏見稲荷大社に行く機会がありましたら、ぜひぜひ注目してみてくださいね!
こんはいつでもお待ちしております!
 
こんこん!