こんの観光情報 No.10
京都の風物詩!花灯路って?
紅葉シーズンが終わり、冬の寒さも厳しくなる12月……。
寒いと外に出るのが億劫になりますよね。
でも、12月の京都も見逃せないイベントがあるんです!
今回は物語にも登場した「花灯路」をご紹介します。
花灯路って?
花灯路には、3月中旬に行われる「東山花灯路」と、12月に行われる「嵐山花灯路」の2種類あります。
元々は、京都の夜の新たな風物詩を創出すべく、地元観光業界が、2003年(平成15年)3月より東山地域において、「灯り」をテーマとする新たな観光事業「京都・花灯路」を開催したのが始まり。
琴子さんと間崎教授が行ったのは、12月に開催される「嵐山花灯路」になります。
嵐山花灯路
嵐山花灯路は毎年12月10日の少し前くらいから10日間ほどの日程で開催されます。
寒い季節にはなりますが、紅葉の季節の嵐山ほどは混雑せず、少しのんびりした気分で楽しめるのがいいですね。
紫色にライトアップされた嵐山を背景にした渡月橋や、黄金色に輝く竹林の小径は、普段では味わえない美しい風景です。
おすすめの穴場的なスポットは常寂光寺!
人の多い中心部から少し離れた場所にあるため、ほとんど人がいない中で、静かなライトアップを楽しめます。
京都市街の灯りや遠くに京都タワーまで見えるのがいいですね。
東山花灯路
東山花灯路は毎年3月10日の少し前くらいから10日間ほどの日程で開催されます。
これから本格的な冬を迎える時期に開催される嵐山花灯路と異なり、少し華やかで灯りもあたたかな印象があります。
青蓮院門跡〜清水寺の非常に広いエリアで開催されますので、全部まわるのはかなり大変!
初めに見たいエリアを決めてから、コンパクトにまわるのがおすすめです。
おすすめは円山公園〜八坂の塔のあたりを回るコースです。
円山公園の枝垂れ桜のシルエットを見てから、行灯で飾られたねねの道を歩いてみましょう。
運がよければ、狐の嫁入りにも遭遇できるかもしれませんよ。
いかがでしたか?
花灯路は今や京都の風物詩にもなりつつあるとても楽しいイベントです。
京都の新しい魅力を発見できるかもしれませんよ。
こんこん!